桜前線に沿って北上しながら、旅行してみたいなぁー。そんな思いを、ずっと抱いておりました。勤め人の時はもちろん、昨年も何かと縛りがあって実行できず。今年はその縛りがなくなったので、「よし、行ってみよう」と、みちのく三大桜:「北上展勝地(岩手県)、角館(秋田県)、弘前公園(青森県)」を一気に巡る旅を企画しました。
直前では予約が取りづらいと聞き、3月初旬の段階で桜の開花予想を頼りに交通機関と宿を確保。しかし今年は、早咲き予想をさらに上回る”超早咲き”。さて、桜は果たして残っているのでしょうか。ちなみに出発の日、奈良市のソメイヨシノはすでに葉桜の完成形でした。
朝7時前に奈良駅を出発。京都駅から東海道新幹線に乗り継ぎ、東京駅で東北新幹線に乗り換えて北上駅へ。約7時間の電車旅です。前日に大きな地震がありましたが、問題なく到着できました。ありがたいことです。
さて北上駅から歩くこと15分ほど。最初の目的地「北上展勝地」が見えてきました。こいのぼりが元気よく、というか、暴れるように泳いでいました。風速7m。桜にはなかなか厳しいコンディションです。

珊瑚橋を渡り、北上展勝地の見どころの桜並木に入ります。いやー、見事な桜並木(葉)です。民間サイトの開花状況では「散り始め」だったのですが…ほっほっほ。人影もまばらで、聞こえるのは風の轟音のみ。

北上展勝地の桜は、大正10年に桜の植栽が始まり、北上川沿いに2kmの桜並木が続きます。この日は99%くらいが葉桜。どうやら1週間ほど遅かったようです。桜前線を追う旅、難易度が高いですねー。
とりあえずレストハウスまで歩こうと風に吹かれながら進んでいると、あれ、あそこだけピンク色じゃん?近づいてみると、満開の枝垂れ桜が迎えてくれました。「とおぐがら、よぐ来たねぇ。おらだ、散らねで待ってだよ。」と。ありがたや。

その近くの山桜もなんとか残っていてくれました。桜並木のそばは芝生の広場になっていて、

遅咲きの桜が効果的に植えられています。これはありがたい配慮。

レストハウスを軽く覗いたあと、「そろそろ新幹線の時間だね」と来た道を戻ります。
帰り際、桜並木(葉)が「こんたごどで懲りねで、またきてけろなぁ。」と見送ってくれました。

そうですね。また、見てみたい景色が1つ増えましたよ。
以上、みちのく三大桜「北上展勝地@岩手県」でした。つづく。
岩手県北上市にて。
SONY α7cⅱ,FE 24-50mm F2.8 G, Adobe lightroom, developed with VV2.
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