県内の紅葉が進んでおります。もう落葉となっている名所もちらほら出てきました。そんな中、今日は竜田川公園に行って参りました。調べてみると、先日の信貴山朝護孫子寺へ行く道の途中にあるようですね。
先日と全く同じ道を妻と愛車に乗って走ること1時間弱。到着です。
竜田川のほとりが公園になっているようです。そのほとりを歩きますが、もみじがないですね・・・
どうやら、逆回りだったようです。
・・・そうこうしているうちに三室山（標高80m）の麓に到着。真っ赤に紅葉したもみじの下、階段を上ります。これですこれです。
こちらの紅葉は百人一首に収められた和歌にも詠まれているようです。「あらし吹く 三室の山の もみぢ葉は 龍田の川の 錦なりけり」 この歌、聞き覚えがある。と妻。教養ありますな。
上りきると、紅葉越しに街並みが見下ろせます。気持ちの良い景色ですねー。
先に紅葉が進んだ桜の葉が地面を染め、もみじは見ごろ。良い時に来ることができました。桜の時期にもみてみたい。そんなお山でした。
三室山を下りて、竜田川に沿って歩きます。右に曲がって愛車に乗って帰ろうと思ったのですが、まだこの先にもみじがありそうでしたのでまっすぐ行ってみました。
・・・どうやら川沿いのもみじはこちらが主たる場所の様でした。あはは、帰らなくてよかった。
「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」 この歌も聞き覚えがあるわ。と。教養ありますな。
とても綺麗な景色を楽しむことができました。しっかりと整えられた竜田川のほとりでしたが、和歌に詠まれたころはどんな状態だったのでしょうか。もっと美しかったのでしょうか。そんなことを考えておりました。和歌、想像を掻き立てますね。
ありがとうございました。
奈良県生駒郡にて。
SONY α7cⅱ,FE 24-50mm F2.8 G, Adobe lightroom, developed with VV.
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