天橋立ワイナリーで休憩後、天橋立市営駐車場に愛車を停めて、天橋立を歩いて渡ります。しばらく歩くと、まずは知恩寺の文殊堂と立派な松が迎えてくれました。知恩寺の駐車場が天橋立に近くて良かったかも。

ここは扇子型のおみくじが印象的。松の木に結び付けられ、ここならではの風景。

廻旋橋を渡り、大天橋まで来ました。青い橋と、青い海。白い砂浜。急に南の島に来たような不思議な感覚を覚えます。

このように松の木が生い茂る中、砂利が多めの道をザクザクと歩いていきます。

天橋立には、いくつか名所や名松があります。
こちらは磯清水。両脇が海に囲まれているのに、海水ではない水が湧いてきます。塩分を除くには濾過ではなくイオン交換が必要なんですが、不思議ですねー。

こちらは夫婦松。一本の幹から釣り合いのとれた二本が現れ、夫婦のごとく仲良く寄り添う名松(京都府丹後広域振興局HP参照)。とのことで、ありがたく撮らせていただきました。この辺りから人が少なくなり、静けさが出てきます。

少し早めに歩きながら、特別名勝天橋立の石碑までたどり着きました。ふう。なかなか良い散歩となりました。だいたい50分ってところですね。前回来たときは天橋立神社で折り返したような気がします。
帰りはどうするか?晩御飯のところまで早めに行きたかったのと、天橋立を海の上から見てみたかったので、観光船に乗ってみます。800円を支払いまして、乗船です。

遊覧船が出発すると、たくさんのカモメとトンビが船を取り囲み、一緒に海を渡ってくれます。せっかくですので天橋立とカモメのコラボを。

カモメの餌として、かっぱえびせんが船着き場に売ってました。こんな感じで戯れるのも醍醐味の様ですね。ものすごい速さでえびせんを取りに来ます。ほかのお客さんがやられているのを撮らせていただきました。シャッタースピードは4000分の一秒。昔、山でサンドイッチを食べていたら、トンビにサンドイッチを持っていかれたことを思い出しました。

遊覧船はわずか12分で対岸へ運んでくれました。かもめの鳴き声と船が海を進む水音を聞きながら、天橋立を望む。良い時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
で、晩御飯です。人気店とのことなので早めの到着を目指し、富田屋さんへ。17時ぴったりに入店。良いところに座れました。地酒をいただきながら、刺身、焼き、煮、揚げ、最後に定食。その日入った旬の魚介をいろいろな調理法で提供してくれます。いやー、うまかったー。妻が支払い後、ひとりぶんかと思ったわ。というくらいリーズナブル。ご馳走様でした。また来ます。
四半期ぶりの天橋立再訪の一日目が終わりました。次の日はビューランドとは対岸側の成相寺にのぼり、さらに北に愛車を走らせ、伊根の街並みまで行ってみます。
京都府宮津市にて。
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