東尋坊へ行ってみた。

旅行

福井に行ったら東尋坊を見ておこう。そう決めておりました。サスペンスドラマの最後のシーンのイメージですが、珍しい景色が望める場所はとにかく訪れてみたいものです。福井駅周辺から愛車に乗って40分程度、東尋坊からちょっと離れた荒磯ふれあい公園駐車場に到着です。そこから15分程度、荒磯遊歩道を歩きます。

荒磯遊歩道。その名にふさわしい荒々しい岩肌と波の景色を見ながら進みます。この環境に鍛えられてお魚が美味しくなるのでしょうか。と、昨日のお寿司を考察してしまいます。

しばらく歩くと、つわぶきが防風林の丘一面に咲いておりました。これは予想外な一面です。ありがたや。

さらに歩みを進めると、岩が柱のように並ぶ柱状節理が現れ、東尋坊らしくなってきました。

到着したようです。いやー。ダイナミックな景色です。東尋坊の岩体は1270万年前の米ヶ脇層の火山岩だそうです。はるか昔ですね。

これらの柱状の岩が節に沿って波に削られ、断崖絶壁を形成し、このような珍しい景色が生み出されたようです。(参考文献、福井市自然史博物館研究報告 第52号: 13-27(2005))。この日も強い波が打ち付けておりました。

そしてここには柵がありません。自由に断崖絶壁を楽しめます。自由と自己責任は表裏一体。何事もそういうものです。各々気を付けて楽しみましょう。

東尋坊、スリル満点な環境で珍しい景色を楽しめました。ありがとうございました。

福井県坂井市にて。

SONY α7cⅱ,FE 24-50mm F2.8 G, Adobe lightroom, developed with VV.

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