天理市の桃尾の滝を調べているとき、石上(いそのかみ)神宮を知りました。HPを見てみますと、森の中にあり、涼気を感じてリフレッシュしてください。との旨がありましたので、さっそく、妻と愛車に乗って行って参りました。
わずか30分で到着。愛車を第2駐車場に停め、歩いてすぐに、森の中へいざなわれます。大きな鳥居が緑に囲まれておりました。そして、驚きの涼しさ。

燈籠の下には、風鈴が飾られておりました。ここは本当に涼しく、汗をかかずに歩くことができます。朝8時ちょいすぎの話。

境内を進むと、「コケコッコー」と元気な声が聞こえて参りました。こちらに棲んでいるにわとりさんです。モデルになっていただきました。ありがたや。

回廊と楼門が見えて参りました。朱色が映えます。回廊は昭和7年に建てられ、楼門はなんと鎌倉時代末期に建てられたものだそうです(石上神宮HP参照)。

楼門の前に階段があり、楼門と目線を同じくできます。それゆえ詳細に見ることができました。「萬古猶新」。萬古(遠い昔、永遠)猶(いろいろあっても、相変わらず)新(新鮮な)。なるほど、よく合っていますね。

この後、楼門をくぐり、拝殿で行われていた朝の神事を見学した後、参拝させていただきました。蝉の声と巫女さんが振る鈴の音のみが聞こえ、不思議な時空間を味わえました。ありがとうございました。
境内の奥からみる楼門と拝殿も良かったです。

南の方には「山の辺の道」なるものが。

この道を行けば先日行った、「大神神社」までつながっているようです。約15㎞。様々な見所があるようで、惹かれますが、無理は禁物。
本当に涼しく、驚きました。景色や神事が美しく、良い時間を過ごせました。ありがとうございました。
奈良県天理市にて。
SONY α7cⅱ,FE 50mm F2.5G, Adobe lightroom, developed with VV.
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