東大寺大仏殿。ご存じの通り大仏様が鎮座されております。むかーし旅行の際に参ったことはあるのですが、奈良に住み始めてからは、まだ参ったことがありませんでした。近くの名所ってなかなか行かないもんです。なら燈花会を調べていると、なんと8月の13日14日は19時から21時まで夜間拝観が行われ、しかも無料。ありがたく参らせていただくことにし、妻とカメラを持って出発です。
19時頃に東大寺周辺に着きました。が、すごい列。南大門まで伸びた最後尾に並びます。列は長かったですが、進みは良かったですね。そして今日は普段は開いていない中門の正面から入れるようです。

20分ほどで中門をくぐり、大仏殿が見えて参りました。

いやー、これはありがたい風景。この日は”観相窓”が特別開扉されており、外から大仏様を見ることができます。

金銅八角燈籠。日本最古で最大の金属製の灯篭だとか(NHK究極ガイド2時間でまわる東大寺参照)。夜だと明かりがついていて味わい深さが増しますね。

なんと大仏殿の中まで観させていただけました。たくさんの人でごった返しておりますが、大仏様は落ち着いた表情で穏やかにそこにいらっしゃいました。私もそのように穏やかで揺るがぬ心をもちたいものだなぁー。とふと思うのでした。

しっかりお参りさせていただき、東大寺大仏殿を後にしました。年に数日しか行われない”夜間拝観”と”観相窓の特別開扉”。貴重な景色を見ることができました。ありがとうございました。
奈良市にて。
SONY α7cⅱ,TAMRON 20-40mm F/2.8 Di III VXD, Adobe lightroom, developed with VV.
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