采女祭。中秋の名月に猿沢池で行われる、采女の霊を鎮め、人々の幸せを祈る例祭です(奈良市観光協会HP参照)。
猿沢池は、私たちにとっていつもの散歩コース。早めの晩ご飯を済ませ、妻とカメラを持って出発しました。
17時に奈良駅から花扇奉納行列、18時から猿沢池で例祭、18時45分から篠笛奉納演奏、そして19時から管絃船の儀というスケジュール。
私たちが猿沢池に到着したのは18時半前。しかし想像以上の人出で、びっくりするほどの混雑でした。

それでも、猿沢池の水面に映る灯りはとても美しく、待っている時間も十分に楽しめます。

しばらくすると、篠笛奉納演奏が始まりました。奏者を乗せた船がゆっくりと猿沢池を一周します。

これが本当に素晴らしい演奏で、「来てよかったなあ」と思いました。
そして最後は管絃船の儀。時代衣装をまとった方々を乗せた船が、再び池をゆっくりと巡ります。

お船の真ん中にあるのが花扇。最後には池へと投じられ、人々の願いが託されます。こうして采女祭は締めくくられるようです。
我々は船が一周したところで帰路へ。ちょうどその時、雲の向こうからお月様が顔をのぞかせました。

なんだかとても良いタイミング。
池に映る幻想的な景色と、夜の水面に響く笛の音色。
それが特に印象に残った、今年の采女祭でした。
ありがとうございました。
奈良市にて。
SONY α7cⅱ,TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di Ⅲ RXD, Adobe lightroom, developed with VV.
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