前回の続きです。七曲りを堪能したのち、黒門、銅の鳥居、仁王門(現在改修中)を経て、金峯山寺 蔵王堂に着きました。こちらも桜が満開です。特徴的なお屋根ですね。檜皮葺きという日本古来の手法とのこと(金峯山寺HPより)。

両脇がお店となっているにぎやかな通りを抜けて、吉水神社に立ち寄ります。多くの方が写真を撮っているので、並んで待つと、手前の満開の桜木に加えて、中千本と上千本が同時に見渡せました。一目千本というやつですね。いやー、圧巻です。

先ほどの通りに戻りまして、上千本にある吉野水分神社を目指し、じっくり登っていきます。途中の上り坂の様子です。満開の山桜の間に、中千本と寺院(如意輪寺でしょうか)を見渡せるところまで来ました。

さらに歩みをすすめまして、花矢倉まで来ました。ここからはこれまで歩いてきた吉野の全景が見渡せます。特徴的なお屋根の寺院、蔵王堂がしっかり見えますね。天気にも恵まれました。ありがたや。しかし、だいぶ遠くまで来ちゃいましたね。これ歩いて帰るんだよね?と頭をよぎります。

一歩一歩登っていきまして、ようやく吉野水分神社に着くことができました。歴史を感じる社殿です。調べてみると1605年ごろ再建されたそうですね(吉野山観光協会HPより)。って400年前ですね。豊臣秀頼ですか。なるほどー。

で、ここからです。「せっかくここまで来たんだから、桜はまだみたいだけど奥千本まで見て帰ろかー。」「そうだね。」と引き続き、歩みを進めるお気楽夫婦なのでした。ここから先を軽く見てましたね。次回は奥千本です。
奈良県吉野郡にて。
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